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- ■【PalmSource@TOKYO】キーノート・セッション〜冒頭
11/30〜12/1両日にお台場のホテル日航東京で行われている、デベロッパーズコンファレンス、PalmSource
東京サミットは11/30 10:00より、Mark
Bercow氏によるキーノート・セッションで幕を開けました。
今まで行われた各種イベントでの基調講演と同様、その時の最新のCM(イメージV)が流されました。今回はIBM、HandSpring、TRG、NOKIAなどのPalmOSライセンシーを強調した作りになっていて、PalmComputing
Platform全体の盛り上がりを反映させた内容でした。
PalmComputing副社長である、Bercow氏は日本語での挨拶の後、「アメリカ以外でデベロッパーズコンファレンスである、PalmSourceを行うことは初めて」であり、「これは何よりも日本にコミットしている証明でもあり、日本市場がPalmComputingにとっていかに重要かを認識しているため」であると説明しました。
先日、カリフォルニア州サンタクララで行われた、PalmSorce99はデベロッパーズコンファレンスとして第3回目を迎え、2100人の参加者(昨年の倍)を数えたこと、出展者/スポンサーは60以上集め、企業としては559社以上で、30カ国より参加者が集まったことを説明しました(10%以上は北米以外から参加)。
続いて、今年に入ってからの発表やエキスポでの展示、Palm
User's
Expoにおいても、非常に多くの人を集め、日本においてもIBMを中心としたPalmComputing
Platform全体の盛り上がりに勢いがついてきていることを話しました。
続いて、本日のテーマとして”なぜ、パームエコノミーへの参加がエキサイティングなものなのか(盛り上がっているのか)”という説明に移りました。
Bercows氏は、まず、PalmComputingという会社の構造について説明し、プラットフォーム・ビジネス部門、Palmデヴァイス部門、ワイアレスデータサービス部門(Palm.net)の三つの異なる独立したビジネスから構成されていること、これは業務的に効率の良いものである事のほかに、顧客、ライセンシーとの適切なコミュニケーションをはかるうえでも大きく助けになっていることを説明しました。以下、Bercows氏のプレゼンテーションを中心に項目別にまとめました。
- ■【PalmSource@TOKYO】キーノート・セッション〜Palmのシェア
- IDCからのデータとして今年5月の数字を上げました。
それによると、1998年には全世界で68.6%、米国では73%。
- ■【PalmSource@TOKYO】キーノート・セッション〜PalmComputingソリューションプログラム
- デベロッパーに提供しているさまざまなコース、プログラムが「PalmComputingソリューションプログラム」であり、現在、日本では約1000人が登録していて、その数はどんどん増えつつある。
世界でリリースされているアプリケーションは4000以上、ハードウェア・アドオン・ライセンシーは500以上。世界的には毎週何千というデベロッパーがこのプログラムに参加。
日本は米国以外の、つまり、英語を話さない国においての市場としてはデベロッパーの数は2位であり、(一位はドイツ?)さまざまな革新的なハードウェア/ソフトウェアが開発されている。
次に代表的な製品として、PiloWeb、ThumbType、Papi Mail、DA
TrainTime、PalmScape、TapStep
Music、CASIOフリーディオを紹介。
また、企業的にも、サイベース、オラクル、ロータス、レメディ、SUN、NTTドコモ(ネットワークサービス)などが、日本においてグローバル・アライアンスとして、協調し各種製品の開発を行っている。
- ■【PalmSource@TOKYO】キーノート・セッション〜ライセンシー、OEM
- 現在、IBM、3COM、Symbol、Franklin
Covey、Qualcomm、Handspring、TRG、そして、NOKIAがある。
9月にジュネーブ・テレコムで、NOKIAとともに共同開発を行うことを発表。
これは具体的には「次世代ペンベースのスマートフォーン」で、ノキアの携帯電話のノウハウとPalmComputingプラットフォームの組み合わせであり、来年のPalmSorceでは、この新しいハンドヘルド型マシンの詳細が明らかになる予定。
「日本ではOEMの関係はIBM」(※通訳のまま)となっていて、今年2月からIBMのチャンネルを使って販売されている。そして、オラクル、サンもこのWorkPadを使ったソリューションを提供している。これはグローバル・アライアンスの関係を生かした好例である。
また、IBMとPalmComputingは東京、青山でパームソリューションセンターをスポンサードしており、月に2回ほどのペースで企業用のデベロッパー向けのセミナーを行っている。
- ■【PalmSource@TOKYO】キーノート・セッション〜SONYとの提携
- 「そして、最近もっともエキサイティングだったのは、先日コムデックスで行われた、SONYとの提携である。」(PalmComputingのBercows氏)
これは、PalmComputingとSONYが共同で次世代のPalmOSを作ろうというもので、SONYはPalmOSをベースにして、AV/IT製品を作ることになるという事で、その中にはメモリースティックを使った製品を作ることも計画に含まれている。
そして、その結果、PalmComputing
Platformのライセンシー、OEMがこれを使えるようになる。
■SONY パーソナルITネットワークカンパニー 南氏による詳細
パーソナルITネットワークカンパニーはVAIO製品を作っている部門である。
・今回の提携によってソニーが目指すもの
ソニーのスタンスは「1+1=10」である。
つまり、PalmComputingとSONYの力を合わせて「一桁上の成果を生み出していこう」というもの。
「1+1=2」という通常の考え方は、ソニーとしては「興味が無く」、この一桁上のアウトカムを生み出すために以下の3つのことを行っていきたい。
1)”まずは当然の事ながら(南氏)”ソニーブランドのPalmOSマシンを導入
2000年から”続々と(南氏)”PalmOSマシンを導入する。
端末の色はシルバーやパープルシルバーなどさまざまな意見があり、検討中である。
2)PalmOSにメモリースティックをサポートする
これはPalmComputingとの共同開発である。
(ソニーとしては)メモリースティックは、特にコンシューマー製品のほとんど全てについて、メモリースティックに対応していきたい。
メモリースティック採用に賛同している企業は25社を数え、その中にはソニーが手がけない自動車分野、通信キャリアなどの企業も含まれていることが重要で、今後はもっと多種多様なデータがメモリースティック上で使われることになることを意味している。
そして、今回このリストにPalmComputingが加わり、PalmOS+メモリースティックの組み合わせで応用的な使い方が広がってくる可能性を期待している。
3)次世代PalmOSにソニーの得意分野であるAV機能を拡張していきたい
これはPalmComputingとの共同開発である。
VAIOやメモリースティックウォークマン、それを支える著作権保護技術、また、デジタルハンディカムで養った映像処理技術のエッセンスを次世代PalmOSに入れ込んでいきたい。
ただし、これらの機能を全部一遍に入れるのではない。
ソニーでは、これら3つの事を行い、「1+1=10」の成果を出し、デベロッパーが10倍の創造性を存分に発揮できるような環境を提示し、エンド・ユーザーに対しては、今のPalmOSマシンの利便性に加えて、一桁上のエンターテイメント体験をしてもらいたいと、考えている。
最後のメッセージは「Do you dream in Palm×SONY
Alliance」。
現在、OEMとしてWorkPadシリーズを提供している、日本IBMと同じかそれ以上に力の入ったプレゼンでした。SONYもかなり本気で参入してくることを予想させました。
- ■【PalmSource@TOKYO】キーノート・セッション〜PalmOS3.5Jβバージョン
- PalmOS3.5の日本語版である。
でき次第提供するためにβバージョンを本日より公開する。
3.5Jにアプリケーションを対応させるのは非常に容易である。
例として、PalmScapeの開発元であるILINKSはこのバージョンを10月に入手し、一ヶ月でカラーに対応して表示させることが出来た。
(PalmComputingのYANAI氏のデモでは、Macのエミュレーター上で動作する3.5Jβの上で対応版PalmScapeβ版を動かし、VOGUEの表紙、NewsWeek.comのホームページにアクセスして、カラー表示がなんのストレスもなく表示されていた。このデモは本邦初公開であり、カラー化に対応した3rdパーティ製アプリケーションのデモとしても世界初。)
会場では、このカラーでリアルタイム表示される画面が写るとため息とともに拍手が起こった。
カラー化されたことで情報量が増えたことも素晴らしいのですが、何よりも画像の表示をする際にそれほどのもたつきを感じさせなかったことが印象的でした。(まあ、実際に試してみないと結論は出せませんが。)
- ■【PalmSource@TOKYO】キーノート・セッション〜プラットフォームの方向性
- ・PalmOSの将来バージョンはもっと広範なものになり、デヴァイスなども多種多様になり、ライセンシーはさらに差別化が出来るようになる。
オプションモジュールができ、拡張機能も追加される。これはHandSpring社のSpringBoardやソニーのメモリースティックなどでそれぞれ達成していく。アドオン・モジュールも今までよりも容易に追加できるようになる。
・日本語版、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、英語バージョンをリリースする。
・製品のローカライズバージョンを国際市場向けにリリースしやすいようにする
・ワイアレス化が進む
日本のワイアレスの規格を含め、グローバルなさまざまな規格を推進してゆく。
NTTドコモとの契約は、すなわち、これは、日本でNTTドコモのネットワークを使ってワイアレスサービスの機能を提供する、というものである。
- ■【PalmSource@TOKYO】キーノート・セッション〜開発環境の向上
- ・コードウォーリア リリース6
日本語ランゲージデベロップメントツールが含まれている。
・Palm C++アプリケーションフレームワーク
アプリケーションをC++で開発するうえでやり方を簡単にするもの。
・JAVAとのイニシアチブ
・Palmプログラミング日本語の本を春から出版
・デベロッパートレーニングコースを東京で行う
来年より、まったく新しいブランドキャンペーンを始める。
今後もこのPalmComputing
Platform、パームエコノミーの拡大を目指していく。
Next Page(キーノートセッション(2)〜PalmOSロードマップ)>>
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PalmSource東京サミット
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ZEN OF PALM特集
CONTENTS
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キーノートセッション(2)
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会場の写真/関連記事
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Zen of Palm【後半】
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