PalmSource東京サミット×ZEN OF PALM特集

キーノートセッションは3部形式で行われ、情報のボリューム的にも時間的にも非常に大きいものですので、それぞれのページに分けてあります。
このページはPalmComputing社のMidori Lucas氏による、「PalmOSロードマップ」の部分をまとめてあります。

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 キーノートセッション(2)

【PalmSource@TOKYO】PalmOSロードマップ
11/30のキーノートセッション内で行われた、PalmComputing インターナショナル・プロダクト・マネージャーのMidori Lucas氏によるプレゼンテーションをまとめておきます。

なお、※部分はM.Hiroseの注釈で、それ以外の箇所はなるべく発言内容そのままに記載するよう心がけましたが、整理統合したほうが伝わりやすい、言葉を置き換えたほうが解りやすいと判断した部分に関しては、その限りではありません。

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<現状>
今までのデータマネージメントはパソコンデータを作成/編集、大きいデータをサーバで保管/処理(エンタープライズ)をする、という形が一般的であった。
また、現在モバイル環境が普及していくにつれ、外からアクセスするような分野に分かれてきている。モバイル機器では携帯電話が広く普及しているが、最近は「話をする」ためだけではなく、「データ通信手段」としての利用が広く行われるようになってきた。
2番目は(Palmが属する)ハンドヘルドのエリアである。
今までの小さな端末にパソコンのデータを気軽に持ち運べる事、それも一つのメリットではあるが、今後はインターネットにアクセスする、サーバにアクセスするといった、データにアクセスする機能が追加されてきている。そして、先ほどの話(ソニーの件)にもあったように、今後はさらにエンターテイメントの世界(ゲーム、音楽など)も加わることになるだろう。

<PalmComputingにおけるハンドヘルドの行方>
これら三つの分野(携帯電話、ハンドヘルド、エンターテイメント)の境界線が無くなっていくだろう。それぞれの製品でお互いの枠を乗り越え、複数の機能が提供されるようになりつつある。
そこで、PalmComputing Platformが考えていることは、
PalmOSマシンを世の中に数多く出すことにより、PalmComputing Platformというブランドのネームバリューを上げ、開発されたアプリケーション自体の価値も向上させ、アプリケーションを使えるデヴァイスの数が多くなっていくように推進していく。

<PalmOS3.5>
今までのOSと今後(3.5以降)のOSは異なるものである。
今までは「PalmOSデヴァイス+PIM+OS」という三つの要素で成り立っていたが、3.5以降はデヴァイスに依存しない、
OSが独立した形でのフルバージョンアップになる。
この3.5はハンドヘルドデヴァイスを対象としている。
このOS独立化により、ライセンシーがいろいろな形態のデヴァイスにPalmOSを載せることが出来るようになること、そして、その結果PalmComputing Platformの体験を確立させていきたいと考えている。(※発言そのままです)
新しい機能としては、カラーサポートなどがある。
本日より配付された、この
3.5Jβバージョンが正式版となり、実際に(ライセンシー各社の)それぞれのデヴァイスに搭載されて発売されるのは、だいたい来年上半期になると思われる。(※各メーカーの開発スケジュールによる模様)

■ソフトウェアの面からの改良点
・カラーサポート
・ユ−ザーインターフェイスの改良
・(日本語版では)日本語の入力方法などのインターフェイスの改良
・WebクリッピングAPI
・オーバーレイマネージャー(リソース分離により、ローカリゼーションの簡略化)

■ハードウェアの面からの改良点
HAL(ハードウェア・アブストラクション・レイヤー)
ハードウェア・リファレンス・プラットフォーム
などの提供により、スタンダードなハードウェア開発が出来るようになる。

また、コードウォーリアー Release6が日本語対応となり、今後は日本語環境でのアプリケーション開発が容易になるだろう。

<PalmOS4.0>
具体的には決まっていないが、

・対象デヴァイスがハンドヘルド、および、その他のコミュニケーションデヴァイス
・2000年後半〜2001年前半に出荷開始予定
・それぞれの機能のモジュール化

これにより、カスタマイゼーションが容易にできるようになる、いらない機能を省ける、欲しい機能を追加できる、といった事が出来るようにしたい、と考えている。
そのためにハンドヘルドのコアAPIセット、あるいは電話用のエクステンションなどをそれぞれのライセンシー各社が自由にカスタマイズが出来るようにしていきたい。
また、例えば電話機など小さな表示エリアしかないデヴァイス向けのPIMソフトを提供する、入力方法のサポートも取り込みたいと考えている。

<PalmOS4.0以降>
・現在のCPUだけではなく、新しいプロセッサーや画像処理のサポートなど
ただし、PalmOSの方針としては、どこまでいってシンプルに保ちたい、といったことがあり、それが無くなることはPalmOSのメリットである”シンプルさ”が損なわれてしまうので、これらの利点/特徴を有効に生かして、新機能を追加し、ユーザーの使い心地の良さをどこまでも追及していきたいと考えている。

 


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会場の写真/関連記事

Zen of Palm【前半】

Zen of Palm【後半】



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