PalmSource東京サミット×ZEN OF PALM特集

PalmSource 東京サミットの中で行われた数多くのセッションの中でも、非常に好評だった「The Zen of Palm」。そのセッションの内容を少しだけ紹介します。
山田達司さんによると、この「The Zen of Palm」は現在HandSpring社のロブ・ハイタニ氏がPalmの基礎となる考え方を伝えるために作ったのだそうで、PalmComputingでは今でも「むやみに機能追加をしたがるスタッフ」向けにこのプレゼンテーションを行っているようです。

なお、僕自身はこのセッションには途中から参加したので、はじめの数本のなぞかけについては細かい説明をきいておらず、資料に頼って書いています。そのため意味不明の箇所もあると思いますが、行間を読みとって戴けると幸いです。
また、これらのセッションはそもそもPalmOSマシン用のソフトウェア、ハードウェア開発をしているデベロッパー向けの内容であり、またある意味、Palm成功の秘訣とも言える内容なので、万人向けにかみ砕いて紹介することは避け、ところどころ英文そのままを転載しました。
Palm/WorkPadユーザーの皆さんには知ってもらいたいことですが、ライバルの手助けになるような紹介はしたくない....このへんのさじ加減は難しいです。(笑)

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 "The Zen of Palm"【前半】

【第一の問】世界を両肩に背負うには?(How do you hold the world on your shoulders?)

伝統的な考え方では、パソコンの成功した理由をそのままあてはめようとする。
すなわち、それは「最先端の技術を使う」事であり、「可能なかぎり多機能にする」事であり。「顧客の希望を全てかなえる」事であり、それは結果的に「もっと機能的に、もっとパワーを」要求する事になる。

そして、ここで考えてみましょう。「なぜ、Newtonは売れなかったのか?」
・Stand the question on its head
・Don't get sucked into what the competition is doing
・顧客の要求をフィルタリングしよう
・本当の問題を見つける
・一番シンプルなソリューションを創ろう

「第一の問〜世界を両肩に背負うには?」の答えは:
「頭で立ちなさい(Stand on your head)」


【第二の問】聾唖者に聞いてもらうには?

「Newtonの野心的なアプローチ」は、
「PDAに全世界の異なるハンドライティングを理解させようとするもの」であった。
「Palmのシンプルなアプローチ」は
「非常に高性能な人間の脳にハンドヘルド用のシンプルなアルファベットを教える」事だった。

「第二の問〜聾唖者に聞いてもらうには?」の答えは:
「彼の言葉で話しなさい」


【第三の問】どうすればゴリラは飛べるのだろう?

PCは「運びにくく」「かさばる」「重い」「ブートに時間がかかる」しかし、PDAよりも「パワフル」である。かたや、PDAに必要とされる事は「ポータブル」「小さい」「軽い」「早い」「シンプル」である。また、PCは一日に触る時間がながく、PDAは一日に起動させる回数が多い。
さらにPDAは機能が多すぎるとその時点でセールスが落ちる。

「第三の問〜どうすればゴリラは飛べるのだろう?」の答えは:
「ゴリラとしての要素を取り去るしかない」


【第四の問】マイクロソフトの最大の敵は?

マイクロソフトは”多機能はいつにおいてもベターである”と考えている。
しかし、それは悪循環にしかならない。すなわち、多機能にするために早いCPU、沢山のメモリーを必要とし、それにより大きさも価格もバッテリー寿命もシンプル性も損なわれてゆく。

「第四の問〜マイクロソフトの最大の敵は?」の答えは:
「マイクロソフト自身である」

何に注意しなければいけないか?
・マイクロソフトは常に勝とうとしている
・もし、あなたが先駆けているのなら、リードを保て
・もし、我らが彼らをコピーしようとしたら、そのことこそが危険である


【第五の問】ティーカップに山を入れるには?

スウィートスポットは:
サイズ、価格、バッテリー寿命、簡便性、スピード、効率的なメモリー使用、接続性、プラットフォーム、液晶、スタイル

「第五の問〜ティーカップに山を入れるには?」の答えは:
「いくつかのダイヤモンドを掘り出し、それをカップに入れよ」

他の土砂を欲しがる人がいるだろうか?




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Zen of Palm【前半】

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